機器試薬セミナー
セミナー1:子宮がんは防げる 子宮頸がんとHPV-DNA検査
第2会場 10:00〜10:20
◆三菱化学メディエンス
恩田 亮一氏
昨年10月に国内でのHPVワクチンが承認されたが、これは米国で認可されたワクチンをそのまま導入したものであり、対象が16型・18型のみとなっている。
我が国を含むアジア圏では52型・58型の罹患率が高く(約10%)、その他の型を含めると約60%の罹患者がいると言われている。ワクチン接種費用は高額であり、またHPV-DNA検査と細胞診を併せて実施すると病変検出率が約70%から約98%へと向上することから検査は重要であると考える。
▼三菱化学メディエンス
セミナー2:高分子アディポネクチンの臨床的有用性
第2会場 10:20〜10:40
◆富士レビオ株式会社
伊藤 哲氏
▼富士レビオ株式会社
セミナー3:全自動化学発光免疫測定装置ADVIA Centaur XPの紹介
第2会場 10:40〜11:00
◆シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティックス株式会社
木村 芳正氏
Centaurシリーズは、臨床に大きく寄与できる検査をご提供することに焦点をあて開発された全自動免疫測定装置で、感染症、甲状腺、腫瘍マーカーはもちろんTDM項目、循環器マーカー等幅広い様々な項目を取り揃えています。
また、今後も敗血症、肝繊維関連マーカー等新たな項目も発売予定となっています。
▼シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティックス株式会社
セミナー4:造影剤の影響を回避した新しいCa改良試薬
第2会場 11:00〜11:20
◆関東化学株式会社
新井 堅仁氏
弊社は近年、クロロホスホナゾ−V(以下、CPZVと略す)を用いたキレート比色法によるカルシウム測定試薬「シカフィット Ca」を上市いたしました。CPZVは、弱酸性でカルシウムを測定することができるため、従来のキレート比色法と異なり、開栓後の安定性に優れているという特長があります。
一方、キレート比色法によるカルシウム測定試薬では、MRI造影剤「オムニスキャン」により測定値に影響を受ける場合があり、CPZVを用いた「シカフィット Ca」も、高濃度のオムニスキャンにより正誤差を受けることがわかりました。
今回オムニスキャンの影響を受けないよう、試薬の改良を行いましたので報告します。
▼関東化学株式会社
セミナー5:高感度化を実現したHM-JACKarcの可能性
第2会場 11:20〜11:40
◆協和メデックス株式会社
嶋田 庸正氏
2010年2月に発売予定の全自動便中ヒトヘモグロビン分析装置HM-JACKarcはAnalyzer, Reagent, Collection pickerの頭の文字を取り、HM-JACKarc(エッチエムジャックアーク) と命名しました。
これは機器、試薬、採便器の3つアイテムを表し、便潜血検査の原点に立ち返り、大幅に見直し致しました。今回は特に操作性が向上した機器、採便器、更にデータ的に安定度が増した試薬性能について総合的に御紹介させて頂きます。
▼協和メデックス株式会社
セミナー6:管理コスト低減と検査の安定性に貢献!純水装置 Elix UV
第2会場 13:15〜13:35
◆日本ミリポア株式会社
金沢 旬宣氏
Elix-UVは 連続イオン交換EDIと紫外線ランプを標準で搭載した純水装置です。EDIは電気透析の原理で再生イオン交換樹脂のような交換作業を不要にします。また紫外線は水中の菌を低減し、臨床検査自動分析装置への菌の影響を最低限にします。
臨床検査の現場では常に業務の効率化や費用低減が唱えられていますが、その盲点となっているのが純水装置です。Elix-UVをすべての自動分析装置に供給するシステムを構築すれば、純水装置をほとんどメンテナンスフリーで運用でき、ランニングコストも大幅に低減できます。
▼日本ミリポア株式会社
セミナー7:HbA1cと糖尿病治療
第2会場 13:35〜13:55
◆ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
山田 洋一氏
先ごろ、消化管ホルモンのインクレチン作用を応用した新薬が発売され、その臨床評価データの中心にあるHbA1c測定の重要性はますます高まっています。
「cobas 6000」は,全血検体も同時測定可能な、多検体種別対応の統合分析装置です。ロシュグループの一員として、糖尿病治療に「診断から治療までどのように関っていくか」を中心に機器・試薬の御紹介をさせていただきます。
▼ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
セミナー8:予知メンテナンスを実行するe-Connectivity-ビトロスシステムの取り組み
第2会場 13:55〜14:15
◆オーソ・クリニカル・ダイアグノスティクス株式会社
村田 大氏
「もし、今お使いの自動分析装置が故障やトラブルを発生する前に、その予兆を捉えて対応する事ができるとしたら、検査室にとってどのような利益がもたらされるでしょうか?」
高機能化する自動分析装置は、迅速性と正確性が求められる昨今の臨床検査に無くてはならないものとなっています。しかしながら、機械である以上、トラブルや故障といった事象から逃れる事は出来ません。
今回は、弊社の新型の免疫生化学統合分析装置ビトロス5600、ビトロス3600の発売に合わせて開始した、新しいメンテナンスサービスe-Connectivity(eコネクティビィティ)についてご紹介し、弊社が考える次世代のサービス「予知メンテナンス」の可能性とその取り組みについてお話させて頂きます。
▼オーソ・クリニカル・ダイアグノスティクス株式会社
セミナー9:COPD〜肺癌等の呼吸器疾患を早期発見する為には肺機能検査が有効
第2会場 14:15〜14:35
◆フクダ電子株式会社
諸星 香織氏
▼フクダ電子株式会社
セミナー10:分析開始前のワンストップ処理−MPAMは検査室に何をもたらすか−
第2会場 14:35〜14:55
◆株式会社エイアンドティー
渡邉 一之氏
分析前工程統合管理モジュール(MPAM)のコンセプトは、High Speed、High Quality、Flexibility。ここからTime Saving、Cost Saving、Man power Savingというアウトカムを検査室へ提供いたします。セミナーでは、これらのコンセプトやアウトカムをより具体的に説明いたします。
▼株式会社エイアンドティー